ヨツバネオトギリソウは有毒ですか?
Hypericum tetrapterum Fr.; Hypericum acutum Moench
1
植物体全体、特に花と葉に毒性があり、乾燥後も約2割の毒性が残存する
2
皮膚の無色素部位や薄毛部位が日光に曝露されると光線性皮膚炎が生じる
3
特にウマの感受性が高く、重症化するとふらつきや昏睡に至る恐れがある
よくある質問
ヨツバネオトギリソウは人間に有毒ですか?
明確なデータなし (中毒性)
ヨツバネオトギリソウは猫に有毒ですか?
明確なデータなし (低毒)
ヨツバネオトギリソウは犬に有毒ですか?
明確なデータなし (低毒)
ヨツバネオトギリソウは馬に有毒ですか?
感染傾向のある皮膚病変、食欲不振、ふらつき、昏睡 (高毒)
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毒性の詳細
人間
中毒性
明確なデータなし
猫
低毒
明確なデータなし
犬
低毒
明確なデータなし
馬
高毒
感染傾向のある皮膚病変、食欲不振、ふらつき、昏睡
毒性スナップショット
有毒部位植物体全体、特に花と葉。毒性成分の含有量には大きなばらつきがある
中毒経路主に誤食による曝露のほか、皮膚に成分が付着した状態で日光に当たると皮膚障害が生じる場合がある
毒性成分ヒペリシン(赤色蛍光色素); プソイドヒペリシン; ヒペロシドを含むフラボノイド; 精油; タンニン; 抗菌作用を持つ化合物; フェノール酸
応急処置と予防
誤食後30分以内
- • 動物を直射日光の当たらない暗所、できれば屋内に速やかに移動させる
- • 本種のさらなる摂取を完全に阻止する
- • 可能な場合は摂取した植物のサンプルを採取・保管する
すぐに獣医に連絡
- • 皮膚に赤み、浮腫、黒いかさぶたなどの病変が確認された場合
- • 食欲不振、落ち着きがない、痙攣、ふらつきなどの症状が現れた場合
- • 大量に摂取したことが明らかな場合
家庭での予防
- • 飼育エリア周辺に自生する本種を事前に除去する
- • 乾燥飼料に本種が混入していないか事前に確認する
- • 放牧時には動物が本種を誤食しないよう監視する
治療と予後
- • 汚染除去措置を実施した上で、症状に応じた対症療法を行う
- • グルココルチコイド配合の抗生物質を局所または非経口投与する
- • 亜鉛・肝油ペースト、ナイアシンを投与する
- • 抗ヒスタミン薬の効果は限定的である点に注意する
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専門的な毒性学
毒性等級
人間中毒性
猫低毒
犬低毒
馬高毒
標的器官
作用機序
• 含有するヒペリシンの光増感作用により、日光に曝露された皮膚組織が障害を受ける
• 中枢神経系に作用し、痙攣や昏睡などの神経症状を引き起こす場合がある
その他の動物リスク(CliniTox)
CliniTox獣医テキスト情報。
ウシ: 中毒事例が報告されており、光線性皮膚炎や消化器症状が生じる恐れがある
ヒツジ: 中毒事例が報告されており、無色素部位の皮膚病変が生じる恐れがある
ブタ: 中毒事例が報告されており、食欲不振や神経症状が生じる恐れがある
類似植物との混同リスク
以下の植物は外見が似ており、混同される可能性があります:
その他のオトギリソウ属種 Hypericum spp.
外観が非常に類似しており、多くの種が同様にヒペリシンを含有し毒性を持つ
キオン属種 Senecio spp.
外観が類似しており、本種よりもはるかに毒性が強いため特に注意が必要である
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Hypericum perforatum
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情報源
この情報は参考用であり、医療アドバイスではありません。誤食や中毒の症状がある場合は、直ちに医師または獣医にご相談ください。